経済を動かす「株」って何?上がったり下がったりする理由を解説!

株価 生活

毎日ニュースで、日経平均株価について話題になっていますよね。

2024年2月22日には、日経兵kン株価が約34年ぶりに史上最高値を更新したことが話題になりました。

そこで、株とは一体なんなのか、株が注目される理由について解説します。

株ってなに?

株というのは、会社が事業をするためにお金を集める方法のひとつです。

お金を出すことを「出資」と言います。

出資した人は、出した金額に合わせて株を受け取り、会社の持ち主になることができます。

株主は、会社を経営する人を決めて、経営を任せます。

会社で利益が出ると、株の数によって配当を受け取ることができる仕組みです。

逆に、会社がうまくいってないときは株主にはお金が返ってきません。

事業のために会社が借りたお金を株主が返す必要はありません。

日本の会社の約90%は株式会社だと言われています。

株はどうして上がったり下がったりするの?

株が売買されたときの値段は株価と言います。

ものの値段は、皆が欲しいと思うものは高くなり、いらないものは安くなるという仕組みになっています。

株も同じように、みんなが欲しい株は高くなり、いらない株は安くなります。

例えば、会社の商品に人気が出て、もうけが増えて株主への配当も増えると考えると、株を買いたい人も増えますよね。

株を持っている人は、買ったときよりも株の値段が高くなると株を売ってもうけを出します。

さらに高く売れると期待する人は、株を買う人が増えます。

逆に、商品に人気がないと株を持っていても安くなる一方なので、できるだけ高いときに売ろうとして売る人が増えます。

もうけがないので配当もなく、会社がつぶれてしまうと株の価値もなくなってしまうので、早く売っておきたいという考えです。

いつか株価が上がることを期待して、株価が安いうちに買っておこうとする人もいますよ。

株価が注目される理由

株価は、その時の経済の様子が反映されます。

株価は経済に影響を与える可能性もあります。

景気がいいときは、株価は全体的に上がり、商品が良く売れるうようになって働く人の収入が増えると、さらに株を買う人が増えるからです。

株価が上がると、株を持っている人は自分の資産が増えることになります。

売るまではいかなくても、なんとなく資産が増えたからという気持ちになるのでお金をよく使うようになる人が増えます。

そして、景気がよくなるという仕組みです。

  • 景気が悪い:株価が下がる
  • 景気がいい:株価が上がる

一つの株だけでなく、株価全体の動きを見るために、多く会社の株価から計算してひとつの数字を出したものが「株価指数」と呼ばれるものです。

よく使われているのは、日経平均株価。

東京証券取引所で扱われている企業の中から、、日本経済新聞が選んだ225社の株価の平均を表しています。

225社は定期的に入れ替えられています。

株価が高値になるとどうなるの?

最近では、日本の株が海外の投資家に魅力的なので株が買われるということがあります。

日本の人工知能などの最新技術が注目されていて、日本の関連企業の株が買われる傾向にあるからです。

今まで、成長が著しかった中国のIT関連株を買っていた投資家が、中国の景気が悪くなるのを懸念して日本に移ってきたとも考えられます。

日本の企業が高く評価され、注目されているのはすごいことですよね。

まとめ

まとめ

株価が高くなるということは、その会社が高い評価を受けていて注目されているのだということがわかりました。

日本にとってはいいことで、日本の株価が上がるのか下がるのかについてはこれからも注目していきたいですね。

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